自由民主党所属の衆議院議員・野田聖子さんは現在結婚されていますが、実はバツ1で離婚歴があります。最初の旦那様はどんな方だったのでしょうか?そして、現在の旦那様は?
ここでは、政界のアイドルとも言われた野田聖子さんの結婚歴について、少し迫ってみたいと思います。
最初の旦那様は参議院議員
野田聖子さんは、2001年に事実婚を発表しています。お相手の旦那様は、自民党の参議院議員・鶴保庸介氏で、二人は「事実婚」という関係を選択しました。
鶴保庸介氏は、2016には内閣府特命担当大臣として入閣も果たした人物で、野田聖子さんとは入籍しないながらも、帝国ホテルでパーティを行うなど、世間に対してはっきりと夫婦関係を公表しています。
「事実婚」という関係を選んだ背景には、野田聖子さんの「野田」姓への執着があったと言われています。野田聖子さんの父親は、祖父である野田卯一氏の息子ですが、祖母の実家である島家へ養子に出されました。
野田聖子さんは、島聖子として生まれ、成長します。しかしその後、祖母が亡くなった際に、祖父の野田卯一氏の養子として、「野田」姓へと戻ることになります。
野田聖子さんが、政策として夫婦別姓を主張する理由も、これが根源にある所以と言われています。一方の鶴保庸介氏は、夫婦別姓には反対の立場にあったため、ふたりは入籍に至らなかったということのようです。
また、少子化問題にも積極的な野田聖子さんは、自身の不妊治療にも取り組みました。前述の「野田」姓を残したいという事情もありますが、年齢的なことや事実婚である状況から、乳児院にいる赤ちゃんを養子として引き取ることができなかったからとも言われています。
自身で子どもを授かるために、野田聖子さんは何度も体外受精を試みたということですが、これが夫である鶴保庸介氏との亀裂に発展したようです。「不妊治療に対するふたりの考え方の違いも、パートナー解消に至る原因のひとつだった」と鶴保庸介氏は語っています。
続く行き違いから、野田聖子さんと鶴保庸介氏は2007年に婚姻関係の解消に至りました。
現在の夫は一般の人
しかしその後、野田聖子さんは今の夫である木村文信氏と出会います。2010年にはアメリカ合衆国で卵子提供を受け、体外受精で妊娠します。
妊娠7か月の時、出血による入院をし、そのまま2か月ほどして帝王切開による出産となったそうです。高齢出産ということもあり、かなり危険な状態だったといいます。
やっと誕生した子どもには、肝臓と心臓に疾患が見つかり、重い障害を負う事態となりました。また、野田聖子さんも、出産から一週間ほど後に身体に異変が見つかり、再入院します。この時、子宮の摘出手術を余儀なくされたそうです。
二人目を切望していた野田聖子さんにとって、これは大変なショックであり、辛い覚悟であったと慮ることができます。
生まれてきた子どもは、真輝くんと名付けられます。1年の間に何度も手術を受け、2年3か月もの間、退院できなかったとも言われています。
しかし2013年4月からは家族と一緒に過ごし、特別支援学校にも通えるほど元気になったそうです。現在も、人工呼吸器によるケアが必要とのことですが、ブログなどで野田聖子さんが発信する情報では、母親としての愛情が伝わってくると反響を呼んでいます。
そんな大変な思いをして出産した後、事実婚状態だった野田聖子さんと木村文彦氏は、正式に入籍します。木村文彦氏は「野田」文彦へ改姓し、野田姓になりました。
韓国料理店を営んでいた野田文彦氏ですが、現在はお店をたたみ、子育てに専念する主夫として野田聖子さんを支えているそうです。
旦那様には逮捕歴もあり、週刊誌ネタとして狙われることも多いと言われています。多忙な国政のお仕事に加えてお子さんの世話をしながら、これからも家庭を守っていく野田聖子さんには、多くの応援の声が聞かれるのも当然かもしれません。
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