安倍晋三内閣総理大臣の奥様にして、いまや個人の言動としても注目が集まっている安倍昭恵さんですが、多忙の中、「女性×働く」をテーマにディスカッションを行う「UZUの学校 うずのがっこう」を主宰されています。
「UZUの学校」とは、詳しくはどんな学校なのでしょう?
ここでは、昭恵さん主宰の「UZUの学校」について少し迫ってみたいと思います。
安倍昭恵さんが応援する「女性×働く」
昭恵さんは、「対立するのではなく共生する世界」、「多様性を認め合う世界」をキーワードに「本質的な豊かさを育んでいくための」「変革を促す原動力としての女性の力」を知り、「女性たちが、社会のどのような場で貢献できるか、」を学ぶ場が必要として、それを具体的化するための新しいカタチの学校を立ち上げます。
それが、2014年7月、49歳以下の女性を対象にした「UZUの学校」です。
しかし、校舎があって、先生と生徒がいるスタイルの学校ではなく、一般に広く受講者の募集をかけ、あらゆる社会で活躍している方に、その回の講師として参加をいただいて、パネルディスカッションを行うという形式をとっています。そこでは、毎回新鮮で楽しく、熱い議論が催されているようです。
「UZUの学校」の趣旨には、変革を促していく原動力には、やわらかな感性を持ち、既存の枠組みにとらわれない発想力・行動力を持つ女性の力が不可欠という強いメッセージが込められています。
講師にはどんな人たちが参加されているの?
「UZUの学校」講師には、男女問わず毎回いろんな職種の方がたが参加されているようです。会社社長や、ロリータファッションモデルの方など、その枠の広さは驚くほど柔軟です。それこそが、昭恵さんのもつ発想力や視野の広さに比例しているのかもしれません。
例えば、日本のカルチャーを牽引するイノベータ―の講師陣には、2016年、映画「シン・ゴジラ」で大旋風を巻き起こした庵野秀明映画監督、日本ロリータ協会会長の青木美沙子さん、国内外から高い評価を得ている、アーティストのスプツニ子!さん、日本最古の絵の具商・上羽絵惣の石田結実さんなど、豪華な名前が揃います。
これからの働き方について、自身の目標にしたいと思っている方たちにとっては、直接お話を伺うことができる貴重な機会にもなっているようですね。
「UZUの学校」はいつ開校されているの?
一番最近の「UZUの学校」は、10月29日の土曜日に、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドで行われています。
講師には、日本で最初にして最大といわれるクラウドファンディング「Readyfor」の代表取締役・米良はるかさんや、スマホひとつで大手コンビニやスーパーのクーポン取得から購買までを可能にした「グランドデザイン株式会社」代表取締役で、「UZUの学校」副校長でもある小川和也さんが参加されています。
パネルディスカッションなど、熱気で盛り上がっている様子は「UZUの学校」のフェイスブックからもうかがうことができます。
「UZUの学校」開校のきっかけは、居酒屋「UZU」!
昭恵さんが「UZUの学校」を造ろうと思ったきっかけは、2012年、安倍総理が総理大臣に就任する以前に始めた居酒屋「UZU」だったといいます。
もともと、「知らないことを知る」のが好きな昭恵さんは、居酒屋を「女性同士が自由に意見交換できる場」としても活用していたそうです。総理夫人となり、さらにさまざまな世界の方のお話を伺える機会が増えたことから「私だけが聞くのはもったいない!」と、あえて“学校”というカタチをとったということです。
ちなみに49歳まで、という線引きをしているのは、「50歳からは私の人生」という意識が、昭恵さんの中にあったからだそうです。50歳を過ぎて居酒屋「UZU」を開店し、昭恵さん自身が「やりたい」と思う社会活動に取り組むようになったといいます。
50歳からの人生をどう生きるか、そのための土台をどう作るか。社会でのあり方や働き方を、次世代の女性たちと一緒に考える場としても、「UZUの学校」はそのヒントを与えてくれるようです。
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