2016年の最もホットなニュースのひとつに、リオオリンピックにおける日本の金メダル最多獲得と、閉会式での安倍首相のパフォーマンスがよく挙げられていますね。
この閉会式で、安倍首相がつけていた時計が、「普段使いの時計と違う!」ということに、お洒落に敏感な方がたは気づいたようです。
では、リオオリンピックの閉会式でつけていた時計は、どこのブランドのものなのでしょう?ここでは、安倍首相の時計について迫ってみたいと思います。
安倍首相の普段使いは、日本が誇る時計メーカー“SEIKO”
安倍首相は時計にも気を使っています。2014頃から、日本の時計メーカーであるSEIKOの「アストロン」をよく身に着けてありますが、この時計にはGPS機能が搭載されてあるそうです。
GPS衛星の電波に含まれているデータから、世界中のどこでも正確な現在地時刻が得られるという機能を備えてある時計ということで、各国を飛び回る安倍首相が身に着けているのも納得ですね。
このアストロンは、同様に政治家の方がたにも人気だそうで、岸田文雄外相も2012年12月の就任を機に購入したそうです。2013年2月の訪米時に、岸田外相は安倍首相に「一緒の時計ですね」と話しかけたというエピソードがあります。
また、通常の5分の1の低消費電力で駆動するという特徴もあり、販売は日本だけでなく、いまや50カ国にも広がっているといいます。日本の技術が結集した時計と言ってもいいのかもしれませんね。
以前はオメガだった安倍首相の普段使いの時計。
安倍首相は、アストロンを着用するようになる以前は、オメガの「スピードマスター」を愛用していました。この時計は、若者向けということもあり、若さをアピールしていた安倍首相には似合っていたといえます。
さらに、オメガはスイスの時計メーカ―であることから、永世中立国のイメージが政治的にも印象が良いということもあったようです。
その他にも安倍首相の着用している時計はさまざま
安倍首相が着けている時計は「オメガ スピードマスター」「セイコー アストロン」の他にも、「セイコー MECHANICAL SARC013 」「セイコー グランドセイコー メカニカル」などあるようです。
時計にもオシャレなこだわりを持っているみたいですね。
リオオリンピックで着けていた時計はどこのメーカー?
安倍首相がリオオリンピックの閉会式に、スーパーマリオのコスプレで登場した際のインパクトは記憶に新しいですね!マリオに変身する前に着けていた時計についても一部から注目が集まり、SNSが賑わったようです。
どこのメーカーの時計だったかというと、こちらはオメガの「コンステレーション クロノメーター Cal.564」。アンティークオメガを代表する傑作といわれる時計だそうです。
「オメガ コンステレーション Cライン/ジェラルド・ジェンタケース1968年式」と呼ばれるこの時計は、アンティークウォッチ愛好家のあいだでは有名な時計で、天才と謳われた時計デザイナー、チャールズ・ジェラルド・ジェンタ氏がデザインしたモデルです。
巨匠ジェラルド・ジェンタ氏は、オメガだけでなく、カルティエやブルガリなど多くのブランドの時計デザインを手がけ、高い評価を得た人物ですが、この「コンステレーション Cライン」は、ジェンタ氏の出世作ともいわれている時計となるそうです。
お値段は、そこまで高値ではないようですが、これから高騰する…ということもあるかもしれませんね。オリンピックの閉会式という場所で、アンティークの時計を身に着けることに「安倍首相のセンスいいね」という声も多かったようです。
もっとも、なぜオメガだったのかというと、リオ、東京ともに「オリンピックの公式スポンサーだから」というのが、最大の理由かもしれません。そのあたりの気遣いも、日本の首相らしくて納得してしまいます。
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