第90代、96代、97代の内閣総理大臣として、激務に励む安倍総理ですが、第一次安倍内閣を退陣された際の原因のひとつに持病があったことは、ご存じの方も多いと思います。
現在は元気な姿で笑顔を見せる安倍総理ですが、病状はどうなのでしょうか?
ここでは、安倍総理の現在の体調と過去の病状について迫ってみたいと思います。
安倍総理の病気は難病?
安倍総理が内閣総理大臣に任命された翌年の2007年9月、突然、辞任表明の記者会見を行います。そして安倍総理はその翌日、慶応義塾大学病院に緊急入院しました。
その時、病名は公表されなかったため、いろいろな臆測が飛び交いましたが、2011年に『週刊現代』がインタビューした記事内容には“潰瘍性大腸炎”と掲載されました。この持病は、安倍総理が17歳のときに発症したとも言われています。
安倍総理は難病を抱えつつ、政治の世界へ進みます。自民党国体副委員長時代、症状が大変重かった時期には、癌という勝手な憶測が世間の噂で流れたこともありました。
真の病名の公表については、奥様の昭恵夫人や周囲が公表すべきと訴えていたそうですが、官房副長官時代のあと、幹事長、官房長官と激務に耐えて以降、体調も良くなり、周囲からも病気は克服されたものと思われたようです。
その後、2012年12月に、安倍総理は第96代内閣総理大臣として、再就任。第2次安倍内閣が発足しました。そして現在の第97代内閣総理大臣へと続いています。
潰瘍性大腸炎とは?
あまり耳に馴染みのない潰瘍性大腸炎とは、どんな病気なのでしょうか?少し調べてみたところ、厚生労働省が指定する特定難治性疾患だそうです。日本で最も多い難病とも言われており、国内だけでも、患者は15万人を超えるほどいるとのことです。
明確な原因というのは、現在のところわかっていないようですが、免疫機能の不調や免疫反応が過剰になってしまうことが、関係しているそうです。
症状は個人差あるそうですが、ストレスで悪化する病気でもあり、激しい腹痛を伴うとのこと。激務の安倍総理は、病状においても私たちには想像もつかない大変な苦労があったようです。
新薬で難病を克服?
治療は薬の服用になりますが、治療方法は日々進歩していますので、かなり多くの治療方法や薬が出てきているようです。
効果とともに副作用もありますので、他の患者さんたちと同じように、安倍総理自身の体質にあった治療方法を、医師の方と一緒に模索しながら治療にあたっているかと思われます。
2009年に発売された新薬により、症状の改善が飛躍的によくなった方が多いそうですが、なにより日頃の生活リズムが大切なようです。無理な健康アピールはかえってリスクの元、という心配の声もあります。
潰瘍性大腸炎は炎症を起こす病気で、完治は難しいとのことですが、適切な治療を継続することで症状はかなり落ち着くそうです。なによりも初期治療が重要とのこと。
急激な悪化などで症状が重くなると、手術をする必要が出てくることもあるそうなので、安倍総理もあまり無理をせずに、病状を見ながら政務に励んでほしいと思います。
気になる現在の病状は?
【FB更新】「大変感動的な閉会式で、オリンピックって本当にいいなと、改めてそう思いました。4年後の東京オリンピック・パラリンピック、今度は私たちの番です。」総理メッセージの全文は⇒ https://t.co/7K6EisB0pe pic.twitter.com/79xWOclGxf
— 首相官邸 (@kantei) 2016年8月22日
2016年、今年の安倍総理は、テレビで見る限りは病状について大変な問題はないように感じます。ブラジルのリオデジャネイロオリンピックの閉会式に、スーパーマリオで登場して話題となったのも、まだまだ記憶に新しいですね。
国会も長時間に及んで論議されることが多いですが、病状は大丈夫なのでしょうか?
つぎつぎと問題がつきない国政ですが、2018年までの総裁任期を、体調に留意しつつ無事に過ごしてほしいと思います。
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