いまや日本の総理大臣として、重大な責務を負う安倍総理。テレビで見ていると険しい表情の国会中継中、眉間にしわが寄っていることもしばしば…。少し体調が心配なところもありますが、気分転換に趣味のゴルフも楽しみながら、しっかりとスタイルを維持している若々しい印象があります。
では、安倍総理の若い頃は、どんな様子だったのでしょうか。学生時代のスタイルとは?
ここでは思い切って、安倍総理の若い頃に迫ってみたいと思います。
やんちゃだった?少年期
安倍総理は少年期、いわゆる「普通の男の子」だったようです。小さな安倍晋三くんが、祖父母の岸信介元総理夫妻に両手を引かれて、歩いている写真が残っています。「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介元総理も、孫にはとても寛容で、やさしいおじいちゃまだったようです。
家庭教師をしていた平沢勝栄氏は、安倍総理に対して、知的好奇心が旺盛で、芯の強い、それでいて素直な子という印象を受けたといいます。学校の帰りに捨て犬を拾ってきて育てたりする、優しい一面を持つ少年だったそうです。
実弟の岸信夫氏とは離れて育ったためか、家庭教師だった平沢勝栄氏と安倍総理は、夏休みも一緒に過ごすほど仲が良かったそうです。
今でも相互に信頼を置いている間柄の様子であるのは、少年期をともに過ごした強い絆があるからこそかもしれません。
安倍総理の優しげな顔立ちは、少年期に周囲から育まれたものなのかもしれませんね。
青春を謳歌した学生時代
大学に進学してからは、同級生たちと一緒に遊ぶことも多かったようで、1975年頃、新潟方面に友人たちとスキー旅行に出かけた際の写真などを見ることができます。
当時の若者らしく、ダッフルコートを羽織り、ちょっとおちゃめなポーズでカメラの前に立つ安倍総理は、現在の面影はあるものの、無邪気でなんとなく可愛らしいとも言える印象です。
この頃の安倍総理は、顔の輪郭が今よりもかなりシャープで、面長な感じです。太めのしっかりとした眉毛に、少し垂れ気味の目からは、とても優しそうな印象を受けます。
大学時代はアーチェリー部に所属していたそうですが、女子部員にはかわいい子が多くいたそうです。よく女の子たちと合コンをしていたという噂もあります。
また、麻雀が強いそうで、吉祥時に行きつけの雀荘があったとか。父親の安倍晋太郎氏が、政治家仲間とよく卓を囲んでおり、安倍家の“遺伝”とも言われています。
当時は赤いアルファロメオに乗って通学していたといいますから、結構モテていたのではないでしょうか。充分に青春を謳歌されていたようですね。
情熱がほとばしる青年期、政界への挑戦
安倍総理は、1987年に奥様の昭恵さんと結婚されました。幸せそうな結婚式の写真を見ると、凛々しくしっかりとした大人の表情の中にも、まだ少し無邪気さが残っているような気がします。そしてその後、安倍総理は政界に進出します。
1993年に、衆議院議員総選挙に出馬し、安倍総理は初当選を果たします。その頃の写真には、土砂降りの中、若々しく情熱的に該当演説をする安倍総理の姿があります。
大学生時代の無邪気な表情は消え、大人の男性としてグッと引き締まった表情をされています。そこには政治に対する熱情が垣間見えるようです。
若い頃から変わらないのは、芯の強さが現れる笑顔?
幼い頃から、目じりの少し下がった優しげな笑顔が変わらない印象の安倍総理ですが、母親の洋子さんにはあまり似ていないように感じられます。
どちらかといえば、父親の安倍晋太郎氏に似ているようですね。そして祖父・岸信介元総理も目じりの下がった笑顔の写真が多く見られます。顔立ちも遺伝なのでしょうね。
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