安倍総理と奥様の昭恵さんは、異なる意見交換をしながら、なにげなく仲の良さもちゃんとアピールしているように感じます。
一部世間では、「仮面夫婦」などとも揶揄されていますが、実際のところ、どうなのでしょうか。
ここでは、安倍総理夫妻の馴れ初めから迫ってみたいと思います。
出会いは上司の紹介だった?!
安倍総理と昭恵さんは、1984年に出会ったそうです。出会いのきっかけは、紹介だったとのことです。当時、電通に勤務していた昭恵さんは、安倍総理の友人であった上司から「会ってみないか」と安倍総理を紹介されます。
初めて安倍総理と昭恵さんが顔を合わせたのは、原宿のパブだといいます。その時の昭恵さんに対する第一印象を、安倍総理がのちに語ったところによると、「約束の時間に30分くらい遅刻してきた」らしく、あまりよい印象ではなかったそうです。
8歳年上の安倍総理が30分ほども待たされたことで、さすがに最初はむっつりしていたそうです。しかし、話は非常に合ったようで、二人はもう一度会うことになります。その後、食事をしたり、一緒にゴルフを楽しむようになったりと仲良くなっていったといいます。
一方の昭恵さんは、安倍総理に対する第一印象を「良い人だとは思ったけれど、政治家の家庭というのは、大変な気がして、お付き合いも最初はあまり気のりしなかった」そうです。
当時は「グリコ森永事件」が世間を騒がせており、森永製菓社長令嬢だった昭恵さんには、極秘の警備がついていたそうです。
ふたりの仲が発覚したのは、昭恵さんが安倍総理の車でデートしていた際、昭恵さんの身辺に敏感だった警察が、その車のナンバーを調べたことで「安倍晋三氏の車」とわかったからだといいます。大変な中でデートを重ねていたんですね!
政治家の仲人による結婚式
そして3年後の1987年6月にふたりは結婚します。森永製菓の社長令嬢と安倍晋太郎氏の息子の結婚式なので、当然のことながら盛大で政治家も多く出席されていたでしょう。なんといっても、仲人を務められたのが、福田赳夫元首相ご夫妻です。
この結婚が、いずれ昭恵さんがファーストレディになることへの第一歩ということになりますね。
昭恵さんの心境の変化
昭恵さんは、2014年5月のフェイスブックへの投稿で、「結婚した当初は、政治家になるだろうとは思っても、総理大臣になるとは思わなかった」と吐露し、続けて、「夫の立場によって今の自分の立場があることを胸に刻み、自分にできる限りのことをしたい」と思いのたけを綴っています。
そうした昭恵さんの告白に、フェイスブックでは「いいね!」が18時間ほどで1万件近くに達したといいます。書き込まれたコメントも、肯定的な見方の内容がほとんどだったそうです。
長年連れ添った夫婦には避けられない“離婚の危機”
安倍総理夫婦の仲の良さが共感を呼ぶ一方で、週刊誌の記事に踊るのは、「離婚の危機」です。「家庭内野党」として、ことあるごとに安倍総理とは反対の意見も表してきた昭恵さんですが、2015年夏には飲み会の席で、男性との親密なシーンを目撃され、話題となりました。
安倍総理はというと、静観のかまえを崩さず、昭恵さんを諌めることはしなかったといいます。事実上黙認したことで、「実は懐が深い男」などと一部では高評価にもつながったようです。
しかし、この昭恵さんの自由奔放な振る舞いや行動に、寛容すぎるほど寛容であることが、すでに二人は「仮面夫婦」であると示唆する人もいます。
安倍総理と昭恵さんの結婚は”閨閥結婚”とも言えることは否めません。しかも福田赳夫元首相ご夫妻が仲人です。さらに女性に人気が高い昭恵さんとの離婚は、安倍総理にとってはイメージダウンでしかありません。
そうした政治的絡みの部分は抜きにしても、長年苦楽を共にしてきた仲なので、今後もご夫婦にとって一番良い道を歩んでほしいと思います。
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