フェイスブックや著書で、自身の活動の紹介をしている安倍昭恵さんですが、以前はブログも展開していました。
ここでは安倍首相の妻・昭恵さんのブログについてと現在の情報発信について、ご紹介したいと思います。
かつて情報の発信はブログだった
安倍昭恵さんは、現在自身のオフィシャルサイトを持ち、フェイスブック、著書、といろいろな発信形を駆使しています。多忙な中にあっても進むことを怠らない姿勢は、ファーストレディとしても驚くほどのフットワークの軽さを感じます。
そんな昭恵さんは、2006年12月頃から、「安倍昭恵のスマイルトーク」というブログを開設しました。2006年といえば、9月に安倍総理が内閣総理大臣に初めて就任した年になります。
昭恵さんは、安倍総理を応援する意味も込めてブログの開設を行ったようです。総理に同行してベトナムを訪れた際の報告や、世界平和について独自の考えをブログに書いています。
約5年5か月ぶりに復活したファーストレディだったこともあり、昭恵さんの行動はすぐに注目を浴びるようになります。「アッキ―」の愛称で応援する人が増えていくかたわら、ブログから見える昭恵さん独特の活動方針や行動が、その頃からしばしば非難の標的にもなっていきます。
ブログで安倍総理と異なる見解を発信。
昭恵さんは、ブログで私生活や自身の行動を発信しながら、政策についても自分の意見を堂々と書いています。その中には、自分を「家庭内野党」と位置付け、今と同じように安倍総理の勧める政策に反することもありました。
現総理大臣夫人という立場から、“一個人としての意見”というだけで済ませられる訳はないとばかりに、マスコミの注目が大きくなっていきます。しかし、昭恵さんは自身の考えを曲げることなく、活動は居酒屋「UZU」から「UZUの学校」など、国内にとどまらず広く進化を続けていきます。
「家庭内野党」という表現はいつから?
昭恵さんは、安倍総理とは異なる考え方や意見をもっていること、さらにそれを公然と発信していることから、「家庭内野党」という位置づけをしています。
では「家庭内野党」という言葉は、いったいいつから使われるようになったのでしょう?調べてみると、おおもとはどうやら昭恵さんではないようです。この言葉は、安倍総理の第二次内閣より2代前の、第94代内閣総理大臣・菅直人元総理の夫人である菅伸子さんを形容するのに用いられた表現だそうです。
菅伸子夫人も、率直に物事を言う性格の方で、ときおり菅直人元総理とケンカすることもあったそうです。この「家庭内野党」という言葉自体は、「敵」とか「対立している相手」という表現よりは、いくらか柔らかくトゲが少ないという人もいます。
「率直にものを言い、しばしば対立する人」という定義で使うには、なかなか便利な言葉のようですね。
ブログからフェイスブックへ
昭恵さんのブログ「安倍昭恵のスマイルトーク」は、現在閉鎖されています。2011年11月12日のブログには、「フェイスブックを1日何回も更新していると、ブログが書けなくなる」という内容が記されており、その後の更新はなくなったようです。
現在は主にフェイスブックで、その活動の報告を行っています。さらに昭恵さんのオフィシャルサイトでは、フェイスブック、社会活動の報告、著書の紹介のほかに、「安倍昭恵チャンネル」というトーク番組を8回発信しています。
ブログからフェイスブックへ、さらにYouTubeと、いろいろな手で発信を続ける昭恵さんのアクティブな活動に、これからも注目が集まりそうですね。
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