2018年の新内閣で、内閣府特命担当大臣、女性活躍担当大臣に任命された片山さつきさんは、ご結婚されており主婦でもあるそうです。
政治家としてバリバリ活躍する奥様・片山さつきさんを支えるご主人とは、一体どんな方なのでしょう?お子さんはいらっしゃるのでしょうか?
ここでは、片山さつきさんの家族関係について、少し迫ってみたいと思います。
《総理の動き》本日(10月12日)安倍総理は官邸で第37回規制改革推進会議に出席しました。会議では、規制改革推進会議の進め方及び第3期の重点事項について議論が行われました。https://t.co/JsQmWou6tG pic.twitter.com/FhzYVdzAgm
— 首相官邸 (@kantei) 2018年10月12日
片山さつきさんの元夫は舛添要一氏
片山さつきさんは、1959年生まれで、さいたま市のご出身です。幼いころからその天才ぶりを発揮し、東京大学法学部を卒業後、大蔵省へ入省しました。
そして、片山さつきさんが27歳の時、政治家で元大蔵省OBの近藤鉄雄氏に紹介されて、当時、東京大学の助教授だった舛添要一氏とお見合いをします。
その頃は、27歳といえば結婚適齢期などと言われ、恋愛の期間が短くても、お見合いで結婚するパターンが結構普通にあったようです。片山さつきさんは、結婚後も仕事を続けたいと考えていたため、それまで何度かお見合いをしていましたが、上手くいかなかったと言われています。
そんな時、紹介された舛添要一氏は、片山さつきさんの「結婚後も仕事を続けたい」という考えに好意的で、「同期や教え子にも官僚がいるから、生活のリズムは熟知している」といい、結婚後も仕事を続けることを後押ししてくれたそうです。
片山さつきさんは、舛添要一氏を、自分の理解者として結婚を決意しました。しかし、結婚生活は、意外にも短いものとなってしまいます。
二人が離婚したのは結婚から約2年3か月後の1989年でしたが、片山さつきさんは、結婚して3か月後にはすでに離婚を考えていたそうです。
原因として、結婚してからすぐに、舛添要一さんは「帰りが遅い」などの理由で、物を投げつけるなどのDVを行っていたと言われています。さらにその時に、舛添要一氏に愛人の存在があり、子どもを妊娠中だということも発覚したそうです。
片山さつきさんは実家に戻り、結局、同居生活は半年ももたなかったようです。
現在の夫は、実業家の片山龍太郎氏!
片山さつきさんは、舛添要一氏との離婚の翌年には、実業家の片山龍太郎氏とご結婚されています。大変な結婚・離婚を経て、良いご縁があったようですね。
片山龍太郎氏は、レナウン社外取締役、元カネボウ社外取締役で、元マルマンの社長なども歴任してありました。ジュリアーニ・パートナーズ在日代表や、アートオークションの最大手、クリスティーズのジャパン代表取締役社長にも就任された、すごい経歴を持つ方です。
もともと、父親がマルマンの創業者であったため、片山龍太郎氏は御曹司として育ちます。学歴もすばらしく、慶應義塾高等学校から慶應義塾大学経済学部を経て、同大学院の修士課程を修了した後、ハーバード・ビジネス・スクール経営学の修士号も取得しているそうです。
片山龍太郎氏は、2003年から2007年の4年間だけ存在した「株式会社産業再生機構」に、執行役員としても在籍されていました。「株式会社産業再生機構」とは、“経営資源を持ちながらも、過大な債務を負っている事業者”の再生を支援する会社だったそうです。
当時経営の苦しかったカネボウの再建などに努めて、成功に導いたとされています。その後も、有名な企業の社外取締役として活躍されており、片山さつきさんとは、とても仲の良い夫婦と言われています。
しかし、残念ながら二人の間にお子さんはいません。片山さつきさんは、インタビューで「子供ができなかったのは残念」と語っています。
夫婦ともに忙しく、仕事に邁進して過ごしてきた日々は充実していたと思われますが、一抹の寂しさも二人で分け合っているのかもしれませんね。
片山さつきさんの強さには、支えである夫・片山龍太郎さんの存在が大きいようです。
女性閣僚片山さつきさんの活躍に期待
片山さつきさんは、第4次安倍改造内閣において内閣府特命担当大臣、女性活躍担当大臣を務める唯一の女性閣僚です。女性としては子供を持てなかったことへの残念な思いがおありなのかもしれませんが、女性閣僚として、また働く女性代表として、今後の活躍に期待したいです。
片山さつきさんは大変明晰な頭脳を持ち主として評判です。東大法学部卒業後、財務官僚を経て国会議員になった経歴を見ても、女性議員としては抜きん出た存在といえるでしょう。
日本初の女性総理大臣に一番近い人なのかもしれませんね。
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