現在の安倍晋三総理は、第98代目の内閣総理大臣です。安倍晋三総理のように、何期か続けて就任したり、返り咲きで就任したりという方もいましたが、初代の伊藤博文内閣総理大臣からざっとみても、60人以上の歴代内閣総理大臣がいます。
この歴代の内閣総理大臣を、ごろ合わせで覚える方法があるそうです。試験に出ることも多いため、覚え方を工夫して、対策を練るといいようです。ここでは、その覚え方を例としてご紹介してみたいと思います。
総理大臣の“フルネーム”言える?
まずは歴代総理大臣の名前ですが、初代内閣総理大臣・伊藤博文氏や、現在の安倍晋三総理、小泉純一郎元総理などは、有名だったりニュースでよく見かけたりで、すぐに名前が出てくる人も多いかもしれません。
そもそも、総理大臣の名前をフルネームで覚える必要があるのでしょうか?これが、試験問題になってくると必須になるようです。ということは、ごろ合わせで覚えた時に、合わせてフルネームも言えるようにしておくことが重要と言えます。
特に、大きな問題が起こった時の総理大臣が何をしたのか、など、その時代にどんなことがあったのかを知ることが、試験対策では必要になってくると思われます。
総理大臣のフルネームを見てみよう
それでは、初代からの総理大臣のフルネームを見ていきましょう。
初代 伊藤博文
第2代 黒田清隆
第3代 山県有朋
第4代 松方正義
第5代 伊藤博文
第6代 松方正義
第7代 伊藤博文
第8代 大隈重信
第9代 山県有朋
第10代 伊藤博文
第11代 桂 太郎
第12代 西園寺公望
第13代 桂 太郎
第14代 西園寺公望
第15代 桂 太郎
第16代 山本権兵衛
第17代 大隈重信
第18代 寺内正毅
第19代 原 敬
第20代 高橋是清
第21代 加藤友三郎
第22代 山本権兵衛
第23代 清浦奎吾
第24代 加藤高明
第25代 若槻礼次郎
第26代 田中義一
第27代 浜口雄幸
第28代 若槻礼次郎
第29代 犬養 毅
第30代 斉藤 実
第31代 岡田啓介
第32代 広田弘毅
第33代 林銑十郎
第34代 近衞文麿
第35代 平沼騏一郎
第36代 阿部信行
第37代 米内光政
第38代 近衞文麿
第39代 近衞文麿
第40代 東條英機
第41代 小磯国昭
第42代 鈴木貫太郎
第43代 東久邇宮稔彦王
第44代 幣原喜重郎
第45代 吉田 茂
第46代 片山 哲
第47代 芦田 均
第48代 吉田 茂
第49代 吉田 茂
第50代 吉田 茂
第51代 吉田 茂
第52代 鳩山一郎
第53代 鳩山一郎
第54代 鳩山一郎
第55代 石橋湛山
第56代 岸 信介
第57代 岸 信介
第58代 池田勇人
第59代 池田勇人
第60代 池田勇人
第61代 佐藤栄作
第62代 佐藤栄作
第63代 佐藤栄作
第64代 田中角栄
第65代 田中角栄
第66代 三木武夫
第67代 福田赳夫
第68代 大平正芳
第69代 大平正芳
第70代 鈴木善幸
第71代 中曽根康弘
第72代 中曽根康弘
第73代 中曽根康弘
第74代 竹下 登
第75代 宇野宗佑
第76代 海部俊樹
第77代 海部俊樹
第78代 宮澤喜一
第79代 細川護煕
第80代 羽田 孜
第81代 村山富市
第82代 橋本龍太郎
第83代 橋本龍太郎
第84代 小渕恵三
第85代 森 喜朗
第86代 森 喜朗
第87代 小泉純一郎
第88代 小泉純一郎
第89代 小泉純一郎
第90代 安倍晋三
第91代 福田康夫
第92代 麻生太郎
第93代 鳩山由紀夫
第94代 菅 直人
第95代 野田佳彦
第96代 安倍晋三
第97代 安倍晋三
第98代 安倍晋三
聞いたことのある名前や、全く知らない名前もあると思います。これを一体どうやって覚えるのでしょうか。
総理大臣の頭文字でごろ合わせする
一番周知されているのは、昔からある「ごろ合わせ」で覚える方法です。歴代総理大臣の頭文字をとっていき、リズムに合わせて覚える、というやり方になります。
伊藤博文氏の「い」、黒田清隆氏の「く」、山縣有朋氏の「や」、と言う風に拾っていくと、「いくやまいまいおやいかさかさ…」となります。これをひたすら何度も繰り返しつぶやいて、覚えていくのが受験生などの間では一般的なようです。
このままだとゲームの呪文のように聞こえますね。これにリズムをつけて、覚えやすくアレンジする方法があります。頭文字の並び「いくやまいまいおやいかさかさ…」を、誰もが一度は聞いたことのある有名な歌「アルプス一万尺」に合わせて覚える、というものです。
化学の元素記号の覚え方や、「いろはにほへと…」を「色は匂へど…」と歌に詠んでアレンジした考え方と似ています。確かに、耳に馴染みのある音楽だと、自然と頭に浮かびやすいですし、普段の生活の中でも口ずさんだりできます。
同様に「もしもしかめよ」のメロディで覚える人もいるようです。歴代の総理大臣の中には、安倍晋三総理のように4期勤めてあったり、初代・伊藤博文総理のように、第5代と第7代とに返り咲いたりしている人もいますので、誰が何期続けて就任していたかも織り交ぜていくと、さらにわかりやすくなるようです。
知っているメロディで一度覚えてしまうと、その後も忘れにくいかもしれませんね。しかし、総理大臣は今後も変わっていきますので、覚える人数は増えていくばかりです。
せっかく覚えるのであれば、やはり名前だけでなく、その総理大臣の時代に何があったのか、を結び付けて覚えていく方が後々良いように思えます。
この記事へのコメントはありません。