政治家の皆さんは、どこの大学の出身であるかがよく話題でも取り上げられます。先輩・後輩であったり、という関係性も大切な場面があるのかもしれません。
それでは、政治家になるためには、どんな大学に入ればよいのでしょう?有利な大学があるのでしょうか?
ここでは、政治家に多い大学とその役割について、紹介したいと思います。
政治家になるために必要なこと
政治家になるための方法はいろいろあります。国会議員を目指すなら、まずは議員秘書になる場合が多いようです。政治家の2世の方などは、まずは父親の秘書を経て、経験と勉強を積み、地盤を固めるという道が王道のようですね。
政党によっては、公募する場合もあります。各政党の基本的政策に賛同でき、国籍や年齢をクリアできれば、誰でも応募できますが、その際、経歴書や小論文を提出しなければなりません。さらに面接を経ることで結果が通知されるという流れです。
ほかにも地方議員から地盤を固めていくとか、官僚から政治家を目指すという場合もあるようですが、い
ずれにしても、政治家になるためには、豊富な人脈と勉強が重要です。なにより、選挙に当選しなくては政治家にはなれません。
政治家の主な職務のひとつは「立法」となりますので、さまざまな法律の整備のために、法律や経済について、最低限は知っておく必要があります。
政治家に多い大学はどこ?
政治家を目指す方は、大学からその勉強を始めている場合が多いようです。それでは、政治家に多い大学はどこでしょうか?
国会議員で一番多いのは、東京大学出身者だそうです。納得の結果ではありますね。国会議員の約20%は東京大学という比率になるようです。そして、慶応義塾大学、早稲田大学、中央大学、京都大学、…などと続きます。
また、現職の安倍首相は成蹊大学、麻生元首相は学習院大学出身です。他にも日本大学、明治大学、上智大学など、さまざまな大学から国会議員になっている方が大勢います。
いずれにしても、大学で基礎を勉強し、社会に出てから本格的に政治の世界へという感じですが、大学で法律の勉強をしながら、アルバイトなどで支持する政党の手伝いをし、卒業後そのまま秘書へ、という道をとる方も多いといいます。
政治家を目指すなら、どの大学へ入るか、どんな勉強をするかがとても重要なようです。
他にも人気の大学がある?
大学の他にも、民間が作った政治の学校があります。代表的なものが「松下政経塾」です。松下政経塾とは、パナソニックの創業者である松下幸之助氏が、今後の日本の状況を強いものにするための指導者育成を志し、私財70億を投じて1979年に設立された民間の政治塾です。
塾は全寮制で、出身者には安倍内閣防衛大臣の小野寺五典氏や松原仁氏などがいます。また、民間ではほかにもNPO法人一新塾などがあります。
また、政党が主宰する政治塾もあります。学生を対象としたインターンシップや候補者育成のための自民党の政治塾や、第一線で活躍する専門家を招き、具体的な政治課題を議論する民主党のスクールなどです。
選挙へ立候補するための基盤作りなどに役に立つと言われています。
松下政経塾サイト
まずは選挙に当選することを目標に
前述したように、政治家になるためには、なによりもまず選挙に当選することが必須です。落選すれば、無職にもなりかねません。
選挙に当選するには、大学で勉強するなどの学歴や職歴のほかにも、タレントのような知名度、人気・人脈、地盤が必要不可欠と言われています。そしてもちろん運もあるかもしれません。さらには、選挙資金が潤沢であることも重要なようです。
政治家を目指す人は、なるべく若いうちからいろいろな準備が必要なようですね。
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