第45代アメリカ合衆国大統領・ドナルド・トランプ氏には、現在の奥様・メラニアさんの前に結婚していた女性が2人いました。離婚したとはいえ、大富豪のトランプ氏を射止めた女性たちとは、どんな方だったのでしょうか?
ここでは、ドナルド・トランプ氏の「元妻」について、少しご紹介したいと思います。
最初の奥様はイヴァナ・トランプさん
すでに実業家として成功していたトランプさんの最初の奥様は、チェコスロバキア出身の元ファッションモデル・イヴァナ・トランプさんです。
1977年4月にドナルド・トランプ氏と結婚、イヴァナさんにとっては再婚となります。トランプ氏との間には3人の子どもに恵まれます。長男のドナルド・トランプ・ジュニア氏、長女のイヴァンカさん、次男のエリック氏です。
家庭は順風満帆に見えましたが、1991年にドナルド・トランプ氏の浮気が発覚。翌年に2人は離婚することになります。慰謝料をめぐって、文字通り泥沼の離婚裁判が行われたようです。
結果、イヴァナさんは2億ドルの現金と、不動産王トランプ氏の土地やフロリダの邸宅など、30億ドル相当を受け取ったそうです。
その後、自身のブランド名で衣料品や宝石などを、テレビショッピングを通じて販売し、事業も成功します。さらに著書も出版し、それがベストセラーになっています。
プライベートでは、2008年に24歳年下の男性と再々々婚します。披露宴は大々的に行われ、元夫のドナルド・トランプ氏を含めた400人近くを招待したそうです。
また、イヴァナさんが現在でも「トランプ」を名乗っているのは、離婚裁判時の取り決めのひとつと言われています。
二度目の奥様は女優
イヴァナさんとの離婚の原因となったトランプ氏のお相手の女性が、二度目の奥様となります。女優のマーラ・メイプルズさんです。
ドナルド・トランプ氏とマーラさんは1993年に結婚し、二人の間には、トランプ氏の次女となるティファニーさんが誕生します。
しかし、1999年の6月に、トランプ氏とマーラさんは離婚することになります。離婚の原因ははっきりしませんが、マーラさんは200万ドルの慰謝料とティファニーさんの養育費を受け取ったそうです。
最初の奥様の慰謝料とずいぶん額が違いますが、実はなんと、結婚契約の際に決まっていた額だそうです。マーラさんはその後、女優として復帰され活躍の幅を広げています。
三度目の奥様はファッションモデルからファーストレディに
三度目の奥様が、現在の大統領ファーストレディ・メラニア・トランプさんです。メラニアさんは、当時ファッションモデルとして活躍していましたが、2005年にドナルド・トランプ氏と結婚します。
ふたりは、約6年間交際を続けた末のゴールインと言われています。そしてメディアでも注目された、三男のバロン君が誕生するのです。
トランプ・ファミリーの今後は?
2018年の1月にアメリカで発売されたトランプ大統領に関する暴露本の中で、メラニアさんはドナルド・トランプ氏が立候補した大統領選挙には消極的だったと記述されています。
トランプ氏の当選が確実なものになると、メラニア夫人は泣いていたそうです。「それは嬉し涙ではなかった」とも書かれています。メラニア夫人の求めていた家族像とドナルド・トランプ氏の理想は同じではなかったのでしょうか?
昨今でも、ドナルド・トランプ氏には新たな女性との噂があったりしてマスコミを賑わせています。また、トランプ氏の事実上の「大統領夫人」として活躍しているのは、イヴァンカさんと言われています。アメリカ合衆国の代表として、各国の行事に参加している姿を見ても頷けますね。
美しい女性たちと3度の結婚をしているドナルド・トランプさんですが、元妻たちは離婚後も輝き続けているようです。
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