ドナルド・トランプ大統領夫人であるメラニア・トランプさんは、元モデルだったこともあり、とても美しいスタイルでメディアに登場しますね。
当然ですが、着ているファッションにも注目が集まっています。ここでは、そんなメラニア・トランプ夫人のファッションについて迫ってみたいと思います。
結婚前のモデル時代のファッション
メラニア・トランプ夫人は、旧ユーゴスラビアの出身で、モデルとして渡米したそうです。メトロポリタン美術館のガラ・パーティの常連で、毎回、マノロやバレンチノなどの高級ドレスに身を包み参加していたといいます。
2005年、ファッション誌・ヴォーグの2月号の表紙を飾った際のドレスは、同年の1月にトランプ氏と結婚した時に着用したクリスチャン・ディオールのウェディングドレスだったそうで、当時も世間の注目を浴びていたことが伺えますね。
世界中が注目した、トランプ新大統領就任式のドレス
2017年1月20日、世界が注目したアメリカ大統領の就任式に、ファーストレディーとなるメラニア・トランプ夫人が着用したのは、鮮やかなパウダーブルーのカシミヤ製のドレスでした。
手掛けたのは、アメリカを代表するデザイナーのラルフ・ローレン氏です。水色のボディコンシャスなワンピースドレスに、首まで覆ったジャケット、長い手袋とハイヒールも同じ色で揃えた気品を感じさせるコーディネートだったと、アメリカでも評判が良かったようです。
ファッション批評家からは、現在でも絶大な人気を誇るジャクリーン・ケネディさんが、第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディ氏の就任式の際に着こなしたスタイルを彷彿とさせると、称賛もされています。
メラニア・トランプ夫人は、それまではヨーロッパの高級ブランドのファッションを好んで身に着け、批判の対象にもなっていたようですが、今回のラルフ・ローレン氏は、もっともアメリカ流の気品を表現できる大御所のデザイナーとして人気があることからも、高評価につながったようです。
トランプ新大統領夫人の、就任式舞踏会でのドレスは?
また、大統領就任式舞踏会でのメラニア・トランプ夫人のドレスはというと、日本では比較的認知度の低い、エルベ・ピエール氏デザインのドレスが選ばれました。アメリカの高級ブランド、キャロリーナ・ヘレラの元チーフデザイナーを務めた方だそうです。
大胆なスリットの入った、肩を露出したデザインですが、優美で品の良いクリーム色がモダンでエレガントながらも控えめであると、こちらも高評価を受けました。スタイルの良いメラニア・トランプ夫人であればこそ着こなせるドレスのようですね。
メラニア・トランプ夫人のこれからのファッションは?
一国のファーストレディーとして、メラニア・トランプ夫人が着用するドレスやスーツには、必然的に注目が集まります。
一方で、トランプ大統領を支持するデザイナーと、支持しないデザイナーがいると言われており、ファッション界の中には、メラニア・トランプ夫人への衣装の提供を拒むデザイナーもいるといいます。
前述のラルフ・ローレン氏は、政治とは距離を置くデザイナーとされているようで、今後も公用にラルフ・ローレンのドレスなどが着用される可能性はありそうですね。
ちなみに、夫・トランプ氏の選挙活動中や勝利宣言の際も、メラニア・トランプ夫人はラルフ・ローレンのジャンプスーツを着用していたそうです。
前任のミシェル・オバマ夫人のファッションセンスに対する評価が高かったこともあり、元モデルであるメラニア・トランプ夫人の今後のファッションについて、期待を寄せている人も多くいそうですね。
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