第97代内閣総理大臣という重要な地位を背負う安倍総理ですが、少年時代はどんな子供だったのでしょうか? 安倍総理の少年時代を知っている元家庭教師が、実はいま、同じ政治の世界にいます。
ここでは安倍総理の小学生時代と、家庭教師をしていた平沢勝栄氏について少しご紹介したいと思います。
安倍総理も家庭教師がついていた
安倍総理が小学校4年生から5年生だった2年間、家庭教師としてついていたのが、自民党衆議院議員・平沢勝栄氏です。安倍総理も子供の頃は家庭教師がついていたのですね。
平沢勝栄氏は、東大の学生だった頃、生活費のためにいろいろなアルバイトをしていたそうです。その中のひとつが家庭教師でした。大学の就職課に行ったところ、目についたのが、安倍家の「家庭教師募集」のはり紙だったそうです。
当時、週一回で3千円、週二回で6千円が主流だったところ、安倍家の家庭教師募集のはり紙は「週3日で9千円」だったことが決め手で応募したといいます。安倍家の場所が、東大駒場キャンパスのすぐ近くであったことも幸いしたようです。
家庭教師であり親友?
平沢勝栄氏は、安倍総理の勉強をみるだけでなく、夏休みなども一緒に過ごしていたそうです。安倍総理の祖父である岸信介元総理の別荘に一緒にいったり、平沢氏の生まれ故郷へ行ったりと勉強以外でも交流があったようですね。平沢勝栄氏は、安倍総理の父親である安倍晋太郎氏や、母親の洋子さんからもかわいがられていたようです。
安倍総理は小学生時分、学校帰りに野良犬を拾ってきて育てるという優しい一面を持つ少年だったそうです。また素直でありながら芯の強いところもあり、言いたいことははっきり言う少年だったとか。知的好奇心が旺盛で、家庭教師の平沢勝栄氏に「アインシュタインの相対性理論」について質問し、平沢氏を困らせたエピソードもあるそうです。
テレビ番組や講演などにひっぱりだこの安倍総理と平沢勝栄氏ですが、安倍総理は「平沢さんに勉強を教えてもらってなければ、東大にはいっていたかも」と冗談を言い、それに応えて平沢勝栄氏は「私が教えていなければ、今頃刑務所に入っていたかも」と、さらに過激な冗談で返すやりとりをするそうです。
本当に仲が良くなければ、言い合えない冗談ですよね。ふたりの間には深い信頼関係があるようです。
自民党所属、衆議院議員・平沢勝栄ってどんな人?
平沢勝栄氏は、1945年生まれ。岐阜県白川村の出身だそうです。1968年に東京大学法学部卒業後、警察庁に入庁し、1971年にはアメリカのデューク大学大学院に留学しています。1980年には在イギリス日本国大使館一等書記官に従事することもあったそうです。
その後、警察庁防犯部長や防衛庁長官官房審議官などを経て、1996年、衆議院議員に初当選しました。以降、現在まで7期連続当選を果たしています。
数々の責任ある仕事に従事してあり、豊富な経験を積んできた実力派の人物であると言えそうですね。安倍総理からの厚い信頼も当然と思われます。
【拡散希望】11/26(月)13時から、亀有駅南口において、安倍晋三自民党総裁が平沢勝栄前衆議院議員の応援演説に来ます!!是非、お時間のある方は、起こし頂ければと思います #jimin #自民党 #葛飾 #政治 #選挙 pic.twitter.com/1vbIZ9r8
— 平沢勝栄事務所広報スタッフ (@katsueihirasawa) 2012年11月25日
家庭教師は平沢勝栄氏だけではない?!
平沢勝栄氏より以前にも、安倍総理には家庭教師がついていたようです。それは、実業家でありNHK経営委員会委員長職務代行者・本田勝彦氏です。
本田勝彦氏が東京大学在学中に、小学生の安倍総理の家庭教師をしていたそうですが、キャンパスが駒場から本郷に移ったことを機に、家庭教師を辞めることになります。その後、安倍家があらためて家庭教師を募集し、応募してきたのが平沢勝栄氏だったそうです。
安倍総理は本田勝彦氏にも信頼をおいているようで、2013年10月、NHK経営委員に本田勝彦氏を含む5人を推薦し、11月に衆参両院の同意を得て就任を果たします。周囲の意見や中傷は当然ながらいろいろとありますが、安倍総理から信頼と評価を得ている人物ということで、今後の動向にも注目が集まりそうですね。
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